週末の黄昏に追われて 迷い込む 人波の迷路 淋しさに 背を向けたつもりが 面影を 追いかけていた でも今は きっと言える 風のようなひとこと さよなら 昨日までの涙 ふざけ合った あの季節 明日へつづくメロディー 胸に 聴こえてくるから Tonight この都会は 華やかなリズムで ひとときの愛を奏でる 見上げれば 誰もみな 忘れている 星空 輝く言葉よりも 今は 飾りのないほほえみで 明日へつづく空に そっと 消えない願いを Tonight ひと色たりない虹 それは こわれそうな夢だけど ガラスのオルゴールが 胸に陽だまりをつくる Tonight