夜がゆっくりと眠りにつき 朝焼けが私に笑いかける 今日も変わらない景色の中 変わりゆく世界を見送ってる 過ぎていった未来にさえ 追いつけなくて立ちすくんだまま 笑い声が聞こえた誰かの影 また嘘が零れてゆく いつか剥がれる声の裏側を守る 醜く磨いた上辺 空を切り裂いた夕立が 大人ぶった私の心を洗うの 冷めた祈りすら届かなくて 愛情や友情もきっとうつつ 今日も流れてく時間の中 流せない気持ちを抱いたまま 手を伸ばして求めた過去 私の肌をすり抜けて消えた 叫び声が響いた晴れやかな日 まだ嘘は途切れなくて いつか儚い声の囁きが落ちる 綺麗に汚れた本音 空に縫い付けた夕雲が 幼かった私の心を隠すの 頼りない私の笑顔を見て 少しでも触れたら 壊れそうでしょう? 本当は泣きたい だけど泣けないの 涙を許す場所を与えて いつか剥がれる声の裏側を守る 醜く磨いた上辺 空を切り裂いた夕立が 大人ぶった私の心を いつか儚い声の囁きが落ちる 綺麗に汚れた本音 空を染め上げた夕焼けが 動けないでいる私の心を 優しく慰めた
