何気なくつぶやいた合言葉は いつまでもたおやかに響いてた あの頃の僕たちは幼すぎて 傷つけあうほどに離れられず 文学的な夢を共鳴で繋いでた 二人の世界がすべてだと思って いつまでもこの日々が 続いてゆくはずだった 大人になれない僕の弱さ こんなにも君が恋しくて いつまでも過去を引きずっていた 遠くへと投げた紙飛行機 未来を描いてゆく 僕は今決めなきゃいけない 何かを失った現実を 受け入れること 前を向くこと その想いは孤独というのだろう 花が咲き訪れた別れのとき いつまでも君の背をみつめた どこまでも広がった空は色を 変えてく 気づかないままに道を選んでいた 少しだけ大人びた笑顔で振り向いた 君 まるで取り残されたようだった あのとき君がくれた言葉 胸に染み込んでゆく優しさ こんなにも心が切なく 想い出してゆくんだ 少し背が伸びた僕だけど 相変わらずの日々をすごして ただ少しずつ 変化してゆく この想いはどこにつながっている もし君に会えたら あの頃のように 君と僕の世界が繋がっているか 少し怖くて 大人になってしまうことは 失うことだと思っていた ずっと変わらないものが 正解だと思っていた こんなにも君が恋しくて いつまでも過去を引きずっていた 遠くへと投げた紙飛行機 未来を描いてゆく 僕は今決めなきゃいけない 何かを失った現実を 受け入れること 前を向くこと その想いは勇気というのだろう