きっと僕らの言葉は宙を舞い 何かを求めて彷徨い続けてる いつだって いつだって 青春かぶれのリリーが泣いている 壁を破れず少年は迷ってる そんなんだって そんなんだって そんなんで僕らは 何もないのに 失くしたふりして くるっと くるっと 回ってる そうさ僕らは誰もが恋をして その度僕らは誰もが涙する いつだって いつだって 失ってはじめて気づいたことや 離れてゆく切なさを憶えたり そうやって そうやって そうやっていつかは 何もないのに 忘れたふりして くるっと くるっと 回ってる ねえサリンジャー 今でも憶えてるかい そう それはいつかの風に舞って いつだっけ 思い出す 最終バス君のいつもの笑い声 最前列見守る眼差しも いつだったっけ いつだったっけ いつだっけ僕らは 何もないのに 失くしたふりして いつだって いつだって 迷ってる