シマの猫が覗く ベランダ下のガードレール 慣れた顔つきで目が合う パスタのゆで汁 散らかるピアスとネックレス すこし埃の本のやま ぶら下がる靴下 白いカーテンが揺れる 脱ぎ捨てたシャツの上に寝転ぶ 君のもとへあいにゆく いつもの缶ビール ひだり手に下げて 夜がくる前に くる前に 君のもとへあいにゆく いつものピアス 揺らして 夏の香りを感じる 青いマニキュア塗って 透き通る氷と麦茶 夏へと向かう 向かう 夏 summer time 赤色 口紅 君 ほう紅 冷めたコーヒー流し目に あの日の記憶たどって 照らす太陽 焦げる君の背中に 甘酸っぱい気持ち隠して 砂嵐の中 思い出す 夏と心が揺れだす 君のもとへあいにゆく いつもの缶ビール ひだり手に下げて 夜がくる前に くる前に 君のもとへあいにゆく いつものピアス揺らして 夏の香りを感じる 君のもとへあいにゆく いつもの缶ビール ひだり手に下げて 夜がくる前に くる前に 君のもとへあいにゆく いつものピアス揺らして 夏の香りを感じる