生臭いにおいに目が覚めた 雲は既に泳いでいて キラキラ光る群れ にじいろのさかな 行き先は人魚の元か 寄せたら還るその周期は 明日もきっと変わらず おまけに冷たくて 更には ○に入ると痛い どうしてだろうね 君はこんなにもそばに在るのに また今日も知らん顔さ そりゃあ少しくらい悲しくもなるよ 「はたして地球は丸いのか」 しわくちゃの老人が言った カモメがくわえるそれも きっと誰かの落とし物 寄せたら還るその周期は 明日もきっと変わらず おまけに冷たくて 更には ○に入ると痛い 雲の切れ間に架かるあの梯子 渡れば近づける だから今手を伸ばして掴もうとする 真っ青な どうしてだろうね 君は確かにそこに在るのに また今日も知らん顔さ そりゃあ少しくらい悲しくもなるよ