フラり 辿り着いたその先は 暗い部屋 不安とにらめっこ 時は未来に進むって誰が決めたんだ 疑念は頬をつたう とりあえず 窓を開けて深呼吸 嫌な思い出なんてもうさよなら そしたら あの月のウサギが降りてきて 「頑張ったね」 頭撫でて キスをしたんだ 照れくさそうに 似合う あなたのその帽子 ぼくにも似合うのかな 時が眺めてる先をぼくらが あの日に未来と決めてるんだ ー当たり前一 なんてそんな言葉とか 「今どき古いんだ」ってもう 捨ててしまおう そしたら この部屋に灯りが満ちてきて 眩し過ぎて しかめっ面 こんな日だって 悪くはないか 今日は少しだけ期待しよう またあのウサギに会えるかな とりあえず 窓を開けて深呼吸 くだらない意地なんてもうさよなら そしたら あの月のウサギが降りてきて 「それで良いよ」 頭撫でて キスをしたんだ 照れくさそうに
