「言葉」も持たずに 同じ顔をして 群れにうずくまって 安心したんでしょうか 何だかいきなり 手のひら返して 今度は自由だって 放り出されたんだ 何をしたらいいのか 分かりそうにもなかった 喜びも苦しみも全て中途半端 このままじゃいけないと必死にあがいていた 求めた自由など空っぽだった事 「肩書き」も無くなって初めて気づいたんだ 与えられたものじゃ輝けそうになかった 喜びも悲しみも深く突き刺さって 過ぎていく日々の中確かなものになった 誰でも突き当たる壁の中からきっと 何処にもないこの顔を創り出していこうか