失くした大切なものたちを、 忘れたふりでやり過ごす 壊して またバラバラにしてしまった関係も 落としてしまいたいこの命を、 屋上からぶら下げてみる どうして、この手を離せないの あるいは揺りかごから墓場へ 終わらない絶望さえ この手に余れど手放せない愚かさで 冷たいカッターナイフを 突き刺してみても 断ち切れない未練と静脈を 浸して、濁り、錆びついていく、 浴槽の中 鈍化した感覚さえ 愛おしくなってしまう 縋りついた世界は綺麗だった 神様、哀れな私を終わらせてほしい 壊してしまいたいこの命に、 銃口を突きつけてみる どうして、引き金を引けないの 望み通りの形で 命の終わりを迎えれたら 私は本当に幸せでいれるのだろうか 冷たいカッターナイフを 突き刺してみても 断ち切れない未練と静脈を 浸して、濁り、錆びついていく、 浴槽の中 ここで終わってしまえば 良かったはずなのに 「生きたい」とか 思ってしまったんだ 神様、哀れな私を楽にしてほしい 冷たいカッターナイフを 突き刺してみても 断ち切れない未練と静脈を 浸して、濁り、錆びついていく、 浴槽の中 誰も私の命に構わなくても 縋りついた世界は綺麗だった 神様、哀れな私を救わないで その天罰で終わらせてほしい