ぼんやり 思っていた このまま日々は続いてく ぼんやり 描いていた 未来は暖かい色 照れくさくて 口には出せなかった 一緒に大人になりたかった 君の体温が もう言葉なんかいらないと言った あの冬 君が欲しいものが 僕が持っていたものと いつか違っていたことに 気付けなくって 君の幸せを形作る担当をはずされて いたことも 後に知った ずっとずっとずっと 知らなかった ずっとずっと 担当失格者は自分の幸せを 求めるのやめた 期待した分だけ傷付くなら 欲しがらない 何も望まない またいつか急に さようならって言われることに 怯えて過ごす 同じ間違いは二度としない 相手の幸せだけ強く願うよ そうすれば全部がうまくいくんだよ もう誰も泣いたりしなくて済むよ 相手にとっての必要なもの全部 僕の中にあればいいのにな でも残念ながら 全てを満たせるような人間ではない 僕は適任じゃない 何も心配ないよ 自分の幸せだけ 最優先で探せばいいんだよ 笑顔で送り出す準備はできているよ 嗚咽を我慢して今日も笑う 一人でも大丈夫 何も心配ないよ 一人でも大丈夫 何も心配ないよ