例えば深い海の中 誰の声も届かぬところ 喉を枯らして叫んでも 泡になって溶けてくのかな あんまり上手に話せない ごめんね 世界はほらいつも通り 長い夜の中間地点 消えそうな灯りの先に 誰か待っていてくれたらな あんまり上手に泣けなくて 星を数えていた 今 目を閉じて浮かぶ色 すべて思い出に変わりそうで 怖いよ 僕ら交わした あの約束でさえも いつかは 嘘になるその前に その手を強く握りたいんだ 痛いよ そう言って笑ってよ あなたを探している 傘もささずに佇む人 誰を待っているのだろうか 雨の音に紛れ込んだ 泣き声が何故か愛しい どんなに上手に笑えても すぐに気付かれるな ありがとう 音のない声で 呼んでいる 聞こえるはずなどないと知ってて 綺麗な言葉ばかりを あなたに届けたくて 今 目を閉じて浮かぶ色 すべて思い出に変わりそうで 怖いよ 僕ら交わした あの約束でさえも いつかは 嘘になるその前に その手を強く握りたいんだ 痛いよ そう言って笑ってよ あなたを探している ねぇ 今すぐに 会いたい