燃ゆる花火 焦がせ此の身 泡沫の夢幻 朧げなる 十六夜(いざよい)月 天(あま)翔けて灯せ 空蝉(うつせみ)の 影追いかけ 玉響(たまゆら)に声が届くまで たおやかに流れてゆく夕雲が 頬を染めてゆく 出会い別れ幾千の時 繰り返して何を想う あの温もりさえも抱きしめて 永遠(とわ)に紡ぐ世界へ 燃ゆる花火 焦がせ此の身 泡沫の夢幻 朧げなる 十六夜月 天翔けて灯し続け 今蘇る淡い痛みが 宿す景色 繋ぐ二人 記憶の彼方へ 幽身(かくりみ)が仄見えれば 儚くも消えてゆく面影 見えない不安に押し潰されそうでも 前だけを見てるから ずっと思い描く未来図に刻まれてく 失い、過ちさえ恐れないで 永遠に紡ぐ世界へ 果てなく進め 燃ゆる花火 焦がせ今 泡沫の夢幻 朧げなる 十六夜月 天翔けて灯し続け 久遠の空 彩るように 深く想う幻 奏でてゆく 旋律美 天翔けて響き続け 今蘇る淡い痛みが 宿す景色 繋ぐ二人 記憶の彼方へ さあ