あなたは少しお酒に酔って 海が見たいと言いました 夜空の星も眠りについて さざなみだけが寝息をたてる 恋人どうしならきっと 肩を寄せ合っているはずなのに ごめんなさいね そばにいるのが私で さざなみがあなたの どうしようもない ため息に聞こえて ごめんなさいね そばにいるべき人は 私じゃないのに あなたの顔も見えないほどに 暗く静かな海でした 波間に揺れる私の心 さざなみにさえ沈んでしまう あなたと私はきっと こんなところに来てはいけない ごめんなさいね そばにいるのが私で さざなみがあなたの どうしようもない ため息に聞こえて ごめんなさいね そばにいるべき人は 私じゃないのに