FLORA (feat. 夢ノ結唱 ROSE)

歌詞

受け継ぐ意志は　役目終えてなお 抜かりなく隙間棲みついて 恥じらいなく　のさばる 非を好み　零れ零れる蛇 渦巻いたその罪過 眺めも秩序も涙さえ 歪めた　儚げに物言う花 きらめく世界の大罪に 響いた抒情詩 終始、夢心地 騒ぐ風　イカれた空　最愛の子に ただ笑う　浮かれてる きらめくドレスに鏤めて いつしかフローラ　悪魔を傅けた 何一つ知らずに、さあ 行き着く先は 酔いしれたユーフォリア 問い詰める虫が焼き付いた目 灯せよ罪のシグナル 非に入れた匂い染み付いた手 張り詰めたその空気 崩れた秩序に刃物さえ 掴んだ　物言わぬ閉月羞花 きらめく世界は枯れ果てて 未来知る抒情詩 終始耳障り 高飛車に　毛嫌う眼で 「どうかしている」と ただ笑う　憂さ晴らし 『きらめくドレスは誰がために？』 すかさず浮浪者　悪魔が囁いた 飽きもせず　泣き出しそうに 見つめる子らが 酷く急き立てたから ざわめいて不快、化粧さえ苛立つ その表情に　この眼背けた 浮ついて甘く染み込んだ言葉に その声に　耳塞いだ 落ちる花の散り際に哀れんで きらめく世界に憧れた あの頃フローラ　無邪気に訊いた きらめく世界の退廃美 響いた抒情詩 正義に夢見る "抱いた風"、"見渡す空" "最愛の子よ　どうか　安らかに" きらめくドレスを引き裂いて 気高き狩人　悪魔を貫いた 慈悲に躊躇いなく 受け継ぐ子らよ　引き摺る足で 舞い上がれ夢幻の果て