あの夏のサイダーみたいだね きっと その手に触れようとすると うつむく君の向こう側 跳ね返る波が見える 丸い頬と揺れた髪の隙間がとても 愛しい 新しいシャツに通した この腕は君を抱きしめることさえ 今はもうできないよ ずっとそばにいると思ってた 夢見ているだけなら早く 覚めないかな 君に伝えなきゃいけないことが 今日も溢れてしまいそうだ あの夏のサイダーみたいだねきっと その手に触れようとすると いくつもの泡が僕の前ではじけて 消えてしまうんだ それなら今日までの君のこと 青い硝子の中に閉じ込めて いつでもそれを眺めながら 歩いて行ける どうして君を見るたび こんなにも胸が締め 付けられるんだろう もう逢えなくなること 多分気付いているのかな 夢の中にいるなら どこまで行こうか 君と二人でまだ知らない場所へ 覚めてしまう前に もう一度見たいんだ 青い夏 君の その頬に触れようとすると 零れた涙が僕の胸に沁み込んで 壊れてしまいそうだ それならいつまでも君のこと 記憶の硝子にしまい込んで いつでもそれを思い出しながら どれだけ時が過ぎても 気付かないふりに慣れてしまっても きっと僕ら 初めて出会った時のやさしさを 何処にも見つけられなくて そうだ、、 あの夏のサイダーみたいだね きっと その手に触れようとすると いくつもの泡が僕の前ではじけて 消えてしまうんだ それなら今日までの君のこと 青い硝子の中に閉じ込めて いつでもそれを眺めながら 歩いて行ける