瞬く間に流れるただそれぞれの夜に 言葉を忘れ響いた旋律が 明かりだけ灯して 永遠を歩いてるそのそれぞれの夜が 声にならない声と憂鬱が 途切れずに過ぎて 冷たい風を纏い 目を瞑っても見える 今それぞれの夜で 話せなくなるような朝が 訪れてしまう どこにもない 何でもない こんな想いだけが追いつかずに 事切れ 彷徨いながら きっと口だけ閉ざしてて そんな美しく汚れたように 孤独を飲み込んで 音ズレたまま悲しい歌が 絶えず聞こえてくる こんな美しく汚れたまま 記憶を傷付ける 複雑に動き出すまたそれぞれの夜で 虚ろに映り込む背景は 色褪せて止まる どこにもない 何でもない 今だけじゃない 誰でもない なんでもない どうにもなれない こんな想いだけは途切れずに 事切れ 彷徨いながら きっと口だけ閉ざしてて そんな美しく汚れたように 孤独を飲み込んで 音ズレたまま悲しい歌が 絶えず聞こえてくる こんな美しく汚れたまま 記憶を傷付ける 事切れたのは退屈だった日々が 明日をなくし そんな美しい夜だけずっと 続かずに過ぎてく 訪れたのは寂しい朝だ、 少しまだ眠くて こんなきらきら反射したまま 記憶を色付ける