ゆらゆら 優しく舞い上がれ 春の陽射し 浴びながら 気付かずにいた 幸せも 今は傍に感じる あぁ あぁ 大切にしたい 会えなくなっても 花霞むこの道へ 歩いて行く その背中を今 見送りながら 愛しさが胸に溢れ出す 瞳に揺れる木漏れ日 雑踏が遠くなる 時を止めて もう少しだけ この想いを… 忘れない様に まばゆい空に 翼広げ まだ見ぬ広い世界へ きっと記憶は薄れて行く 季節が移ろうたび あぁ ぁあ 想い出を残し ねぇ何処へ行くの? 過ぎ去った毎日も 全て 大切な宝物 傷付いた日も 笑い転げたあの時も ヒラヒラと言の葉は 声にならないまま 春をかすめ 風に溶けてく 又ひとりきり 空を見上げた 振り返り 手を振る その笑顔を本当は引き止めたい 流れる雲が 新しい明日へ消えてゆく 同じ時の中で いつも輝いていた あの瞬間 ねぇ きっと又 巡り会える その時まで… 忘れないから…