待ち侘びた日 僕らは空を見上げて あの日の誓いを思い出す 初めて感じた 優しく撫でる あたたかな風 裸足で歩いた ひんやり ふわり 柔らかな場所 どこからか声が聴こえる 小さな芽は揺れながら 思いを馳せる 空に届くように 遠くに行きたいわけじゃない だけど止まりたくはない 晴れの日も 雨の日も この広い大地に立って しなやかに 伸びていく 淡い期待と夢を抱いて ゆれて ゆれて 泣いて 笑って ゆれて ゆれて 咲いて 実って また会おう その時はきっと 黄金色の約束 交わした空の下 気付けば感じる 優しく撫でる 色のない風 裸足で歩いた 何度も 固く 帰り着く場所 どこからか声が聴こえる 小さな穂は揺れながら 思いを馳せる 空へ届けたくて 近くに行きたいわけじゃない だけど憂いたくはない 曇りでも 嵐でも この広い大地に立って 竦まずに 伸びていく 淡い期待と夢を抱いて ゆれて ゆれて 凪いで 騒いで ゆれて ゆれて 愛で 満たして 待ち侘びた日 僕らは空を見上げて この日の誓いを思い出す