あとどれくらい時が経てば 君のことを忘れられるかな 殻の中に閉じ込めたまま ずっと抑えてたのに 今はまだ霧雨の中で 無情を塞ぎ込んで眠る 決めたのも気持ちを言い出したのも 紛れもなく僕なのに そのはずなのに 溢れ出す涙は誰のため流すのだろう 振り向けばあの日の影 微笑む君の残像が呼び掛けている < 演奏 > 空に澱む日々の青も きっと明日には透き通るだろう 「そんなものさ」と嘆きながら 歩く道は灰色の街 移りゆく心の狭間で 消えない君の涙声 「あの日にはもう戻れない」なんて 振り向けないこの道を 踏みしめたまま 遠ざかる昨日と突き放した微風 僕はまだ掴めない 心の奥底でまだ君を探してる 悔やむほど愛して今もまだ独りで 僕にはもう映らない 虹の向こうで笑ってる君の夢を見る 歩き続ける足元に雨粒が舞う < エンディング >