微睡の大地に風は歌う 目覚めの日を夢に 撓む草葉を揺らす 遥かな地平線 光を見て いつかの輝きを想い 風は歌う 渇きの地に祈りの雨を 芽吹く希望 生命を護り やがて来る再会の日は未だ遠く 森羅万象は流転する 響かせて僕の声を 果て無き時の向こう 届けて いつか貴方が 目覚めた朝を照らすように 生命の萌ゆる息吹 奏でて祝福の音 世界よ鮮やかに 約束のその時まで歌うよ 朽ち果てゆく瓦礫の都 凍りついた大地は白く やがて春告げ花は新芽を伸ばし 森羅万象は流転する 幾億の時が過ぎて 世界は色を変えて 貴方が知る生命はいなくても 僕が覚えてる 響かせて僕の声を 果て無き時の向こう 届けて いつか貴方が 目覚めた朝を照らすように 生命の萌ゆる息吹 幾度も繰り返して 貴方が目を覚ます 約束のその時まで 僕は歌う