夕日と昼日の境を探してる 冬の始まりの空 オレンジ色から 淡く白くなって 蒼き夜に向かってゆく もう 上着を着なければ 軽く吹く風が 背中を震わせる きっと 言葉だけじゃまだ 伝えきれない けど言えない また会うまで もう 僕はさえない空 見ている コンビニの先をゆるやかに上がって 遠く駅が見えて来る ひとり帰り道 思い出している 離れる間際の事 そう 今だに切符を買って 登ったホームは やけに古びて見える きっと 言葉だけじゃまだ 伝えきれない けど言えない また会うまでもう 僕はさえない空 見ている 前よりもっと 今日よりずっと また抱えてく 誰も話さない レールの音が ただ響いてく きっと 言葉だけじゃまだ 伝えきれない けど言えない また会うまでもう 僕はさえない空 見ている