錫を付された少女

歌詞

最期のこと 幾つのものを斜めに見てた 夢だとか 泣いて、笑って 通して歌ってよ 祈りに似せた願いとか 最期のこと 憂鬱なものを掲げてみせた 悲哀とか 泣いて、笑って どうして?歌ってよ やがて途切れた未来とか 落花の森に還る 祈りを絶つスピードで 歌えよ、欠けた命を 心に錫を付された 「祈り断つスケール」 「列を成す教会」 「どうして、歌ってる?」 「泣き濡れて、下した！」 最期のこと 窮屈なものを籠に見立てた 悲劇とか 泣いて、笑って 赦して、叱ってよ 心に似せた喜劇とか バイレ、とはいえピエタ ディグニタスの数字に 重ねて消えた命と 言葉の針を刺された 「敬虔な」 「灰を為す系譜」 「隠して、仕舞ってる」 「君の手で、下して！」 最期のこと 輪廻と事を遠くに見せた 二月とか 泣いて、笑って 隠して、仕舞ってよ 命を絶てば 列を為す風景 二月のこと 命を絶つ風景 二月のこと 最期の森に還る 薄暗い笑い顔で居て 「ふざけろ、救えた命だろう?」 落花の森に還る 救いを待つスピードで歌えよ！ 砕けた命を 心に錫を付された 「余りあるゲーム」 「狂った羅針盤」 「どうして、笑ってる?」 「錫の道化」