死の床みたいに色彩がない この街は生きている 無機質な雪が肩に落ちる 僕の心には色がつかない 君がいないのなら、 僕は何も見えない 孤独を喉に飼っている 飼い慣らせずに暴れてしまう 孤独を喉に飼っている こんな悲劇を歌っている 孤独を喉に飼っている 僕は餌すら与えないで 孤独を喉に飼っている どうしようもなく口から漏れた 歌になって喉を零れた こびりついて離れない君の思い出が 僕の心臓を蝕んでいる 君のない景色などないから 君のない思い出なんて あり得ないから、 僕は盲目のままだ 孤独を喉に飼っている 飼い慣らせずに暴れてしまう 孤独を喉に飼っている 懐きもせずに歌っている 孤独を喉に飼っている 安楽死などさせてやれないが 孤独を喉に飼っている 耐えきれなくなって解いた 壊れかけの首輪を解いた 冬の枯れた匂い どうせ何も見えやしない 孤独を喉に飼っている 孤独を喉に飼っている 飼い慣らせずに暴れてしまう 孤独を喉に飼っている 僕は悲劇を歌っている 孤独を喉に飼っている 僕は餌すら与えないで 孤独を喉に飼っている どうしようもなく口から漏れた 歌になって喉を零れた 歌になって逃げた 逃げた 逃げた 逃げた 逃げた 逃げた 逃げた