朝起きてシャワーを浴びて 服を着て会社に行く 早生まれで一つ年下の 同僚とメシを食う 「てか聞いてさっき電車の中 今乗ってきた人の知り合い と見られる女性の視線が チラチラとこっちを向く」 「なんでなんだろう」 『知らない』 「でもだってだってさっきの人!」 『いや何の気もないでしょうよ。』 「けどだってだって だってなんだもん!」 『ど…どうでもいい…。』 「なんでなんだろう」 『知らない』 それしか言わない二人は不摂生 それしか言わない 二人は平行線のまま 決して交わることはない 簡単な言葉ならべてアイムソーリー 「なんでなんだろう」 「なんでなんだろう」 『知らない』 それしか言わない二人は不摂生 それしか 言わない 「なんで…」