訳もなくて なんだか妙に 心が弾む夜だ 通り過ぎる風に鼻歌がついて出る 夢のように 映画のように いかないと知りながら 恋の予感にも似た 心踊るメロディー きっとこんな風にすべてが 素敵に響けば 僕らの明日は透き通ってくのに 見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る そんな瞬間 今日も僕は探してる 苛立ちの毎日 行き詰まった暮らしを 洗うような煌めくハーモニー 頼りなくて 人恋しくて 心切ない夜は 時間なんて早く 進んでしまえばいいのに きっと同じように夜空を 見上げてる人が どこかの町にきっといるはず 突然の夕立に 木々が濡れて光る そんな瞬間 運命を受け入れる 無駄なものは何も 無意味なものは何も ありはしないと素直に思えてくる もしも違う景色見てても 同じこの地球(ほし)の上 必ずどこかで繋がっているはず 見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る そんな瞬間 今日も僕は探してる 涙を微笑みに 悲しみを喜びに 塗り替える そんなメロディー 苛立ちの毎日 行き詰まった暮らしを バラ色に染めてくハーモニー