君への涙はあの日と同じ 苦しい想いはいつもと同じ 愛しい気持ちは昨日と同じ 揺るがぬ想いは明日も同じ 《♪》 誰もが意識の可視化をするが 僕に見えるのは二色じゃないか 人の数だけ色があるのなら 僕の目は既に異常じゃないか 見えてる物を犠牲にして 見えない物に手を伸ばして 混ざり合うことは出来なくて 書いては消しての繰り返し 黒い黒い板を真っ白に塗り潰して 僕はそこで自分を描いてみたいんだ 頬に濡れた君の冷たい指の跡が いつまで経っても消えてくれないよ 君の目を深く見つめる度に 僕の躰に線が増えていく 僕の手が君と触れ合う度に 君の躰がまた擦り切れてく 君が少しずつ消えて灰になる 僕はそれを見てなぜか笑うの 白い白い部屋を真っ黒に塗り潰して 僕はそこで自分を変えてみたいんだ 今の僕にはまだ君しか見えなくても いつか君を抱きしめてみたいから 《♪》 見えてる物を犠牲にして 見えない物に手を伸ばして 混ざり合うことが出来るなら 書くのも消すのも終わりにしよう 黒い黒い僕を真っ白に塗り潰して 君と同じ色に染まってみたいんだ 白い白い君を真っ黒に塗り潰して これでぼくらは一つになれるかな