声を放って しまったなら きっと君に 届いてしまうはずなんだ 逃げる夏を僕ら追いかける 追いつけたこと なんて一度もないのに 目に映らぬ速さで 青色を超えてゆく 君が笑うかわからない でもこころが揺れた その手を離してしまったなら きっともう取り戻せないはずなんだ こうしてまた春を超えてく 冗談のように今日を忘れて ゆく 目に映るもの全てを 青色に染めてゆく 何が起こるかはわからない でも君が見えた 目に映した全てを 青色は憶えている 何が起きるかわからない それでも君が 君だ 目に映るもの全てを 青色に染めてゆく 何が起きても構わない 今も君が見える