知らないほうがよかったことが、 耳のアカみたいにつまって 本当の言葉も聞こえない。 ただ今もここにいてる。 遠くて寒い、近くてあつい。 信じたものなら抱きしめていたい。 そんな夢を今もみてる。 何一つも残ってなかった。 昨日までの確かなことなんか。 全部壊れて消えて、 気がつけばただそこに僕はいてた。 なんだか、少しもさみしくないよ。 そんな嘘なら苦しくもないわ。 灼けた心がお似合いでした。 失くしたものなら 数えていられない。 増えていくのがいらないものなら、 もうそこまできてる道の果ては。 ただ今もここにいてる。 遠くて寒い、近くてあつい。 信じたものなら抱きしめていたい。 そんな夢を今もみてる。