せつない目をして ひとりでいるような声がきこえた 受話器のむこうに わたしをかんじていて フローライト まちわびた 春をかおって とけてゆく 夢をなぞった ああ ふたりで眠りにつけば 星のない 暗い夜も 銀色に輝く君の幻は 消えない その手でぎゅっと つかんでゆけるから 何度も 色づきはじめた 街を見下ろして ページをめくる あふれてく 涙でぼやけて見えない またスローナイト 触れてみたい夢 遠くても 大丈夫 変わらずいるよ ああ 2人で眠りにつけば 星のない 暗い夜も 泣いてもいいよ 雲の目隠しで 晴れたら また笑って かまわず連れてくよ これほど 愛してるから 黙っていられない 奏でる君にまとう 全ての灰を 今 両手でわたしが 拭ってみせるから 何度も 何度も 目をこすりながらも 光を 両手でわたしが 拭ってみせるから 何度も 何度も 目をこすりながらも 光を