愛、世の中には数え切れない程 残酷なことが溢れかえるのか 会いたい人にも会えなくなったとき 私は過去の自分を責めるのか 変わりゆく季節に 置いてけぼりな私は 貴方さえ守ることが出来ない 目の前で起こり得る哀情が 全て意味を持つ光だとすれば 今にも消えそうな火を 手で囲いながら生きる私は 間違いではない 哀、この雨が止まなかったとしても 一つだけのこの傘が壊れても 愛すべき人にも会えなくなっても 私は現在の生き方を決して変えない もし明日が来るのなら もし希望があるのなら もし貴方といれるなら 後悔だけしないよう 未来を生きる理由は 貴方との明日を守る為だから 掌で拭った涙は 哀情なんかじゃない 目の前で起こり得る哀情が 全て意味を持つ光だとすれば 今にも消えそうな火を 手で囲いながら生きる私は 間違いではない