まだ溶けることはない雪が 積もる1月 ここが約束の場所になるから 耐える意味があるのさ 空までの距離は知らない それでも四六時中手を伸ばしている 梅の香りの後に芽生える あの季節に帰るため 今はただ待つだけ 忘れないように願いを込めて 散るその時まで咲き誇るのさ ここで人は出会い別れ重ね 涙隠して旅立ちを祝う 再会を誓う人々を繋ぐ 場所でありたい 春 麗しの花 風につられて揺れる 気が付くとそこには人々が集い盃を 交わす あの月が脇役になる程のこぼれ桜 雨上がりに貴方へと向かう花びらは 願う したたる一滴の幸せも 掴めるようにと ゆらり 気高く舞う 忘れないように願いを込めて 散るその時まで咲き誇るのさ ここで人は出会い別れ重ね 涙隠して旅立ちを祝う 再会を誓う人々を繋ぐ 場所でありたい 忘れないように願いを込めて 散るその時まで咲き誇るのさ 大事な約束を握りしめて 明日を生き抜く人に愛を またここで必ず会えるよ