あたらしいこの街の 夕焼けは柚の色 湯船を思い浮かべ さびしさきどってる あの街で暮らしてる きみを思い出してる 陽気な思い出を浮かべ お散歩でもしよう どっちに行こうかな 空っぽの心で 曲がり角 出会った 黒猫のきみ ねえ、ちょっと こっち向いて ちょっとだけ 見つめ合ってる 愛想ないところ まるできみみたいだ ああ、ちょっと 行かないで ちょっと待って お話しよう 例えば 今日の夕焼け 何色に見える? あたらしいこの街も 満月は同じ色 雲が隠そうとしても 気持ちは隠せない どっちに行こうかな しっぽについてくよ 踏み切り 渡って 次の駅まで ねえ、ちょっと あっち見て ちょっとだけ 笑っちゃう看板 手紙は読んでくれたの 幸せであれ ねえ、あのさ ところで なんていうか うちに来ませんか? 例えば 今日の夕飯は さんまにしよう ねえ、ちょっと 嘘でしょ ねえ、待ってよ 行っちゃった