夜明けが再び目を覚ますまでずっと 今宵も二人で肌を寄せあいもっと 熱くこみ上げるからだに酔いしれて 燃えつきることなく闇にのめり込む こわれるほどに 切り裂くまでに 指をからめて 見失っていく 今宵は甘いゼリーの船に浮かんで あなたの匂いをからだ中で知って あやしい影の笑顔も気にしないで キスの雨に打たれてゆっくり眠る 血の涙まで 渇きだすまで 激しく抱いて 溺れていくまま 溢れ出した気持ちは変わらずにまた きっと 透明の月が二人を呼び戻す 寝坊した鳥達と一緒にまたずっと わたしがあなたに朝の歌を歌って こわれるほどに 切り裂くまでに 指をからめて 見失っていく