あたし恋シテル 君に恋シテル。 心の全部で 君と出会ったのは今日のような雨の日で 涙色のあたしをその傘に入れてくれた 「行ってくるね」「今帰ったよ」 何気ないやりとりの中に 好きが溢れて ときめく想い 生まれて初めて 信じたの 小さなこの胸に 灯るのは温かい光 どうか君も同じ気持ちでありますように あの日から二人は じゃれ合って見つめ合って 眠る君の布団にもぐるのが一番幸せ 「幻に手を伸ばすようだ」と どこかの誰かが言うけど 君と紡ぐ物語は そんな儚いものじゃない 大きなその腕に くるまれて瞳(め)を閉じる 夢のようなこの時間(とき)が どこまでも続きますように あたし恋シテル 君に恋シテル。 心の全部で 雨上がりの窓 虹が微笑んだ 信じてる きっと… 君が大好きだよ めぐり逢った日からずっと 桃色のあたしに変えてくれた 君は王子様 叶わないとしても終わらない 恋心 どうか君も同じ気持ちでありますように いつまでも消えない光