バスを待っているわ ジュースひとくちずつで 来なくたっていいね 歩いてゆけるから 気がつけば夕暮れ 明日なんのゴミの日? 虫めがねの中の暮らしです 東京 とまらない流れに押され ため息も 居場所がない あなたのやさしさだけたよりに 帰るから ねえどうか おたやかに そばにいてよ できるだけ こうしてきっと 日々になってゆく アイラブユー 頬にそっと口づけ 風を待つ部屋 春はバタークリームの味だって そう思ったの ベイビー ときどき堤防がこわれ あふれそうな 涙を その手で受けとめてほしい ちょっとでもいいから 会いたいよ 少しずつ 見渡せばひろがる この街で 初めてのような なつかしいような 夕焼け 忘れないわ おだやかにそばにいてよ できるだけ 変わりゆくなかで今 かたちを 確かめたいの かがやいたひとつずつを そう抱きしめて こうしてずっと 日々をうたうよ アイラブユー