学生街の 狭いアパートで 安いテレビを 二人で笑った バイト終わりに 買ったアイスを 半分こにして 夜道を歩いた 講義をサボって 海を見に行った お金はなくても 時間はあった それでも世界は 輝いて見えた 若さの意味を まだ知らないまま 幸せの正体は きっとあの頃にあった カップ麺の湯気と 自転車の二人乗り 何者でもなかった 僕らの笑い声 気づけば恋しくなる 君といた日々 ケンカした夜は 公園のブランコ ごめんの代わりの 缶コーヒー 不器用な僕らの 仲直りの儀式 今思い出しても 笑ってしまうよ あの部屋の狭さも 夜明けまでの話も 限りある時間だと 知らずに笑ってた だからあんなにも 眩しかったのかな 戻れない日々ほど 綺麗に光るんだ 幸せの正体を 今なら知ってる 特別じゃなかった あの毎日のこと 世界中のどこにも もう無い風景を 胸の奥のアルバムに 今も飾ってる 狭くて温かい あの部屋はもうない それでも僕は 覚えているよ ありがとうの代わりに この唄を歌う
