夜見紛う景色 雲の影は月が動いているよう 閉じた目映すモノクロの車窓 出来の悪い映画みたいだ 降り続いた夜に溢れそうな 川のように 街頭が流れていく いつか目覚めても 思い出せそうにないな 喫茶店死を待つ 氷のように流れていく いつかついた嘘が 本当になったように景色が 見えたなら 綺麗だねって言うから 悲しそうな眼差しを僕に見せてよ 目が覚めると 何もないように乾いていて 知らない冬から戻ってきたみたいだ 月は見えない いつかついた嘘が 本当になったように景色が 見えたなら 綺麗だねって言うから 悲しそうな眼差しを僕に見せてよ もう見えない景色が 刺さったまま形はぼやけて それでもまだ胸を赤く染める 暖かい夜よさようなら 違う世界のための靴は 誰も起こさない声で雪を喰んでいる 歩かなきゃいけない僕も君も 悲しいけど本当なんだ
