ガラパゴス諸島は、 南米エクアドルの西、 約1000キロの太平洋上に点在する 火山性の島々である。 赤道直下にありながら、 寒流と暖流が交わる特異な 環境により、 独自の生態系が育まれてきた。 この地は、 進化論に影響を与えたことで 知られ、 19世紀に訪れたチャールズ・ ダーウィンが観察した固有種は、 環境に適応し変化していく過程を 示す重要な手がかりとなった。 巨大な甲羅を持つ ガラパゴスゾウガメや、 海中で餌をとるウミイグアナなど、 他の地域では見られない生物が 数多く生息している。 1978年にはユネスコにより 世界遺産に登録され、 その貴重な自然は 厳重に保護されている。 ガラパゴス諸島は、 地球の進化の歴史を今に伝える、 まさに生きた実験室なのである。
