この町じゃポッケに銭なんか 入ってねぇのが当たり前 毎日毎日、 野良のボスとやり合うんだから 別に必要ねぇんだ 足元を見れば オカンがどっかからもってきた 色あせの紐なしスニーカー 丈の合わねぇコール天のパンツは スースーしやがるし ヒザとケツはツルツルだってのに ハブられたり 罵ったりしないのがこの町のルール ここで生き人間を 知りこの世の果てだと思った事も 有ったが そんな事は日常で不幸を 美化しようもんならこの町から 消されるってだけなのよ そんな町でも 休みの朝は2つ違いの妹と 新聞折込をよく見たもんだ そいつは夢の紙 文化住宅で育ったオレ達は 新築広告を取り合い間取り図を見て 部屋探し 「ここがお前で、 ここがオレ」ってよく 言ってたもんだから 金儲けし、 生きてるうちに何とかしようと 思ったオレなんだが いつの頃からこの手にマイクを持ち あの頃見合った目ん玉にならねぇ オレが生きてる まわりを見れば 他人のメジャーより テメェの歩幅でしか 測れない人の壁なんだ 揺れ動く身も心も 迷い挫け強くなろう 朝から浴びた激しい言葉 帰りのメトロで感じた視線 さぁ行こうぜ偽りから少し離れた 世界へ オレ達を夢追い人と揶揄する者を 別として生きるなら さぁ今こそ動くのさ その重いケツを上げてなぁ GET OFF YOUR ASS AND GO KNOCK DOORS 今をなんとか生きろ へばらず金を手に入れろ GET OFF YOUR ASS AND GO KNOCK DOORS 今を何とか生きろと あの頃のオレが笑う オレ達は己の可能性を信じ進み考え 渡る 出来る範囲で手の届く距離で手を 伸ばせばいい 差し出された手を掴めばいい これ以上これ以下でもない 思い行動 繋げ積み上げよう お前等の可知した感性で GET OFF YOUR ASS AND GO KNOCK DOORS 予想も出来ない未来なんだけど 捨てずに繋ぎ 乾杯しよう