偉大なるエイトビートよ 偉大なるスリーコードよ あなたに 魂奪われてからどれくらい時が 経っただろう 迸るあの若さは 稲妻の様に過ぎてゆき 気が付けば僕はひとりぼっち 真っ暗な世界にひとりぼっち ずっと 16歳のままでいられると信じていた ずっと 16歳のままでいられると 信じているのさ 音楽室の片隅に転がる アルトリコーダー 絶え間なくコンクリートを叩き 続けるサッカーボール 覚えたばかりのコードで あの子の為に歌を書く 静かに時はひび割れて その隙間から未来が笑っていた ずっと 16歳のままでいられると信じていた ずっと 16歳のままでいられると 信じているのさ 夢の終わりを決めるのは 運命でも時間でもない ただただ仕方がない事 理由はそれぞれの胸の中 涙ながらに去ってく人 その辛さが今はわかる 涙ながらに去ってく人 あなたの事は決して忘れない 死にたい時だってあるだろう 消えたい時だってあるだろう 好きな様に生きればいい もう誰も君を責めはしないさ だけど絶対にどうしたって 逃げられない事があるんだよ それは僕が僕であるって事 あなたがあなたであるって事 ずっと 16歳のままでいられると信じていた ずっと 16歳のままでいられると 信じているのさ 輝きながら大空を羽ばたいて生きる 人 惨めに石を抱えて這いつくばって 生きる人 どちらも正しかったんだ どちらも美しかったんだ あなたが選んだ生き方と その生き様が僕は好きだ どうか負けないでおくれよ いつかの若き半端者 どうか負けないでおくれよ 全ての青き挑戦者 人生はいつでも儚い 叶わないものが多すぎる それでもずっとここにいたい 死ぬまでずっとここにいてやる ずっと 16歳のままでいられると信じていた ずっと 16歳のままでいられると 信じているのさ