日付のカーテンを覗いて 明日が頬をつたっている 君のそんな横顔を見て パッとまたしょうもないことを 思いついてしまうのだ 僕は君のハンカチにはさ 到底なれないんだけれど ハンカチもどきの何かになれば ゴミ箱みたいに溜まった 過ちや涙なんかにも 意味が宿るんじゃないかって たった1回だけ嘘が 正当化されるならさ どんな嘘を書きますか? どんな嘘歌いますか? 僕は君の涙が止まるようなそんな 嘘をつきたい 誰かを傷つける嘘もあれば 誰かを救いだす嘘もあると思うんだ でもねごめんね 頭の回転速度はさ 10年前のケータイよりも きっと遅いくらいだろうし もしも棒人間に胸ぐらを掴まれたら ひれ伏すくらいに弱いから こうするくらいしか無かった たった1回だけ嘘が 正当化されるならさ どんな嘘を書きますか? どんな嘘歌いますか? 僕は君の涙が止まるようなそんな 嘘をつきたい 器用じゃ無いけど 言葉くらいなら言える たった1回だけ嘘を 盛大に歌うならさ どんな嘘を書きますか? どんな嘘を吐きますか? これは本当の事が言えないくらい 弱い僕の戯言さ 強くなくたって こんな馬鹿だって 嘘つきになって 君を守りたかったんだ