交じりのない世界で 雨に濡れた君の背中に胸痛めた 意地悪な音葉で「変わらなきゃ」と 変われない僕ら何になるの? 譲れないから僕ら壊れて それでもまだあなたを願う ただ代わりない空の一雫涙を 僕は知ってる 君を知ってる まだ虹は無く 遠く沈む君の影 紡ぎたい願いです 君を知って 僕を知って 重なる五線譜(メロディー)を探す 「あなたのその世界です」 誰かじゃなく君が選んだ 君らしい詩 ねぇ それぞれ課した正解 それぞれにとっての白 そんなことわかってる 度重なる都合に酔うて それでも正しさ願い まだ色付けはないように 決めつけはないように 僕を知って 君を知って 悲しみから遠く 窓の外は雨 傘になる言葉で 君をそっと守るぎゅっと 繋ぐから まだ どこかで失くした虹のノート 窓揺らすのは痛みの音 霧を耐えた迷子、 あなたの手をとって 君が守る君の応答は 君を纏う音 その手を離さないで僕の方へと 時が過ぎるとも 君らしい言葉で まだ迷わないでいられる気がした 星が惑う夜 君が晴れる様に もう少しだけでもいい まだ変わりない 空の道に撒く薤露(かいろ) 君を知って 僕を知って 飾らないまま降らす雨の後 架かる空の橋 その手を伸ばそう 繋いだら外に出よう まだ ただ