夢を叶える前の僕に 会いに行けるすべがあったとして 何を言えば救えるだろう 傘を畳んだまま 立ち尽くしてる 望みを手にしたその時から 失う未来に怯える日々が 始まるなんて 思いもしないで 僕は脆くなって 小さくなって 手に残った一握の愛さえ 震えながら 祈りながら 強く抱いて 押し潰してしまう どうすればよかった 答えがあるなら わずか100年先のことも 僕ら知るすべなく消えてくのに ほんの短い時を生きて 何を知ってると言えるのだろう 飛び方忘れた鳥はやがて 飛ぶべき理由も見失って 空を見上げることさえなくなる 僕と僕だったものの間 繋ぎ止める一筋の糸を 手繰り寄せて 研ぎ澄ませて 長い雨が終わるのを待っている 僕は脆くなって 小さくなって 震えながら 祈りながら それでもまだ 空見上げて 求めても 確かめても ありはしない 唯一の解など 疑って 問い続けて 近づくだけ 少しずつ真実に でもこれでよかった そう言える時まで 僕が飛ぶべき理由は何 僕がためらう理由は何 僕が飛びたい理由は何