ねえ 混ざり合った 虚しい気持ち 置き場所なくて あゝ 空をずっと 屋上から見てた ねえ 弱りきった 心は泣いてるのに 泣けないで あゝ 全部そっと 終わらせちゃえばラクになる かな… かな とか思ってた けど でも 果てしない 闇の中 出逢えた あなたが 明かり灯し 景色を 見せてくれたから 愛を知れたこと うまれた色彩(いろ) やっと 過去の自分を 赦(ゆる)せるかな 河川敷を 途方もなく 歩いていた あの日の 手をひいてこう あなた宛てに 綴(つづ)るページ 何回も 書き直し できた歌に 託す想い 大切に 歌い続けるよ ほら ほら 今を生きてゆくんだ 今 今 ねえ 沈みきった 夕陽の名残が夜にとけて あゝ 月がそっと 街を照らしてゆく ねえ 時が経った 今 振り返ると一瞬みたいで あゝ だから今日も 生きる意味の答え合わせ する けど 分からないまま でも まだ 分からなくていいよね ただ ただ “生きてる”だけで それは 逃げてない 証だから ほら 愛を知れたこと かさねた色彩(いろ) まだ未来の自分は 見えないけど 今はいつも 風の中に あなたからのエールが 聴こえている あの日宛てに 書いた手紙 何回も 読み返し 歌う歌に 秘めた想い 新しい 朝陽(ひかり)が照らすよ ほら ほら 今を生きてゆくんだ 今 今