いつからか名前を呼ばれることに 震え眠れなくなった 大人も子供も消えてった 私も呼ばれるかな 冷たくて暗い部屋で 誰かの眠りを眺めてた 結う音 めぐる音 まだ生きたいと 流れてく 眠くて 寂しい夜から 今も誰か消えてった ソーダ飲み干しからからと 淡い色の涙が溢れる ただ雨の降る音だけを 聞いて怯えている 咲かけのパセリの花が 枯れたら 一緒に眠るのだ 結う音 めぐる音 まだ生きたいと 流れてく 眠くて寂しい夜から 今も誰か消えてった 送る音 めぐる声 やっととけると喜べた ぬるくて 涼しい空気と 私が混ざってった 誰かがまた名前を呼ばれ 知らずに消えてゆくのかな なんのために 誰のために 真っ暗な部屋 ここは寂しいなんてないね 明日もまた知らない誰かの 昨日と同じ日になるの こんなだったら 最初から くるり咲いた三日月は ないのわかるでしょ おやすみ