二つの流星が消える時 彼女は窓辺に無数の感情を 闇に溶けていった花は散って 夜に揺られながら空へと溶けていく 冷たく景色が流れていく どこまでも深く項垂れた道で 弧を描いて果てていく思いと 手を伸ばして 風に触れる中 空、星、走る流星の丘を 光咲いた明日へ向かう方角を やがていくつもの夢が光を発って 涙滲んだ空に祈りを掲げて 花は枯れて鳥は落ち 月の中に風が笑う 雲の晴れた星空に 人々の願いがこだまする 生きていく日々の中で何を思い また誰の為に何が出来るだろうか 思い出す時を願い歩く僕はもう 会えないよ 会えないよ 空、星、走る流星の丘を 光咲いた明日はどこへ行こう やがていくつもの夢が光を発って 涙滲んだ空に祈りを掲げ