遠くのびる 水平線を そっと指でなぞる シンフォニックな風に吹かれて 深呼吸を ひとつ 足音は地面に溶けてって 歩調 交わす14時 磁場の波 すりぬけて ココロは自由になる 空に浮かんで 雲を紡いて 過去と未来の架け橋に 光のずっとまた先の 記憶 繋いでゆく カメラじゃきっと とらえ切れない ココロにだけ見える風景 メモリーはもう いっぱいだけど もう少しだけ いいよね? 頬をかする冷たい風が 眠い目を 覚ますの ジオメトリック! 木々の隙間を 覗くコンクリート いつか見た きみの背中を ふと重ねてしまうよ 交差点に ひとりきり 白い線を歩く 夏のにおいも 冬の空も 明けなかった夜さえも 触れられそうなくらい 近くて遠い 知らない景色 心だけじゃとらえきれない 万華鏡のような風景 ナミダをグッとぬぐいさって もう少しだけ こうして いたいの 雨降りの雲のスキマから 射す日のように 交差する現実の狭間 まいごにならないように あぁ、 空に浮かんで 雲を紡いて 過去と未来の架け橋に 光のずっとまた先の 記憶 繋いでゆく カメラじゃきっと とらえ切れない ココロにだけ見える風景 メモリーはもう いっぱいだけど もう少しだけ いいよね? いいでしょ?