穏やかな日々は続き 鳥たちは欠伸を噛んで 追いかけた春の行方 後ろ髪を引かれる ずっと待っていた かけがえのない瞬間も いつの間に遠くに霞んでゆく 僕たちはビートに乗って 正体もない今をつかんで 旅立ちの時を待って 思いのまま飛ぶよ 長い夜が目を覚まして 息を止めた空が白んで また針を進めよう 木漏れ日が頬にさわる 結んだ唇解けて どこへ行く 春の風に 不意に目を奪われる 君が惑っていた わずかな隙間に落ちてる 恋にも似た高鳴りが聞こえてる いつか見た夢の続き 降り注ぐ光の中へ 追いかけたあの時を忘れないで 僕たちはビートに乗って 正体もない今をつかんで 旅立ちの時を待って 思いのまま飛ぶよ 長い夜が目を覚まして 息を止めた空が白んで また針を進めよう 僕たちはビートに乗って (正体もない今をつかんで) 幸せのビートに乗って (長い夜が目を覚まして)