知らないことだらけだった 2人はいつしか 知らなくていいことばかり 探し合う 雨が落ちる夜の中 僕らは互いに 背中を合わせた ねえ、ちゃんと 話をしようよ 私に気づいてよ 触れ合ったり、支えあったり 見つめて欲しいの 何度も そう僕を呼ぶ 心の叫び声に 気づけないでいた どんな綺麗な言葉を並べてみても 誰かと分かり合うことなどできない 口先の嘘でもいい 愛しているよと 君がそう言ってくれたなら ねえ、私を見つけて 泣きながらつぶやいた 何の為に僕らは 繋がっているのだろう すれ違う心が 不確かな愛を求めあっては やがて壊れていく もしも僕らが出会わなければ 離れることなどなかったのに もしも僕らが出会わなければ 愛しさで泣く夜もないのに 離れ離れの二つの糸は 互い違いのボタンをかけて 新しい誰かのもとでまた 結ばれてく さよならも いつもありがとうも ごめんねも 言えないままだった 当たり前すぎて 甘えていたんだ 君の存在が大きすぎて 触れていたいよ 君のそばにいたいよ 幾度となく夜にそう願った もう一度笑って 好きだと言って 例えそれが夢だとしても 指切りしあった ずっとそばにいようって 約束は果たせなかったけど 愛しい人よどうか幸せになって バカなやつだと笑ってくれよ 雨はやがて虹をかける