川は流れる 空を映して 季節の花も あの夕立も 川は流れる 落ちた枯葉も 止まない雪も 川は流れる ああ 些細なことで悩まないで 地球は回ってるんだ とてつもない速さで変わってく (この世界) ああ 今日のしあわせもふしあわせも どこかに消えるのか いつの日にかそんなこともあったと (想うだけ) 森羅万象すべて一瞬だ この身を任せ生きよう 川に流れる 光と影よ 頬の涙も 誰かの声も 川に流れる 思い出し笑いも あの独り言も 川に流れる ああ 掌(てのひら)で堰き止めようか 時代は移り変わってく 深い底に何を残すのだろう? (その記憶) ああ 生きるということは辛くて 苦しいものだけど どうせいつか消えてなくなるんだ (泡のように) どこを目指しているのか? 要らないものは沈む (ハアーハアー) 春夏秋冬って ただ ずっと繰り返しながら (ハアーハアー) 決められた運命を 僕たちはただ流されて行く (ハアーハアー) 自然には勝てないよ 成り行き次第ってことさ (ハアーハアー) 川に流れる 光と影よ 頬の涙も 誰かの声も 川に流れる 思い出し笑いも あの独り言も 川に流れる 川は流れる 春の光に心を弾ませて 夏の太陽に情熱覚えて 秋の静けさに物思いに更け 冬の絶望にやがて立ち上がり 僕たちは何度 夢見れば気が済む? 仮に友の名を呼んでみたところで 辺りはとっくに 人影も消えて いつしか人生を終えているんだ 「それでも」と 僕は思う 生きていきたい 死にたくない 命は確かに 叫んでいるんだ 川は流れる